June 2009 Archives

セブンイレブンの弁当廃棄問題に絡んで、hamachan氏がリバタリアニズムを誤解しておられるようなので所感を述べてみます。
とは言え、あくまでリバタリアンと自認している自分の所感であって、都合上、リバタリアンを主語的に用いてしまっている箇所はありますが、これが「正しいリバタリアニズム」だと言う気はありませんし、その保証もできません。

関連エントリ
フランチャイズ契約と労働法: EU労働法政策雑記帳(hamachan氏)
リバタリアンの発想法: EU労働法政策雑記帳(hamachan氏)
Libertarianism@Japan: Antitrust is harmful intervention(「非サイバー系リバタリアン」氏)
Libertarianism@Japan: what is seen and what is not seen(「非サイバー系リバタリアン」氏)

(hamachan氏)非サイバー系リバタリアン氏は、それゆえに廃棄処分すべき売れ残り分を本社が費用負担すべきだなどとは、夢にも思わないでしょうから(もし思ったら、リバタリアン失格でしょうから)
ここが誤解。
フランチャイザー、フランチャイジーいずれが費用負担するかについて、どちらが負担すべきという考えはリバタリアンには無いでしょう。
それは単に契約で決めればいいだけであって、政府が介入すべきではないというだけです。

ちなみに、ここでフランチャイザーとフランチャイジーが対等な立場であるかどうかも気にしません。
但し、双方にフランチャイズ契約を結ぶか否かを決定する自由がある場合に限る、
といったところでしょうか。

(hamachan氏)「フランチャイジーは雇用労働者が雇用主に従うのと同じようにフランチャイザーの言うことを聞け。ただし、その結果発生するコストはフランチャイジーが負担せよ」というやくざ的モラルを唱道しておられる
どう契約を結ぼうが自由、嫌なら契約を結ばなければいいだけです。
どんな種類であれモラルの強制はリバタリアンが最も嫌うことのひとつかと思います。

「結局支配権限とリスク負担のバランス問題」であるというhamachan氏の指摘にはAgreeです。
しかし
・どういった契約パッケージでバランスをとるのかについては、市場に任せるべきであって政府が介入するべきでない
・本当に余りにも「やくざ的」な契約ならそんな契約を結ぶ人なんて現れず、早晩市場から撤退することになるはず
というあたりがリバタリアンの発想かと思います。
政治団体といっても利権絡みとかじゃありません。
純粋に日本を良くしようとしている(と思われる)団体のうち自分が共感できたものをまとめました。
といってもそんなに多数のサイトから選んだわけでもありません。
共感という表現にもちょっと語弊があるかも。

学生団体ivote
若者の投票率向上を目指し活動する学生団体。
昨日、民主党のホームページからリンクが張ってあったので見つけた。
ちなみに自民党のホームページからもリンクが張ってあった。
「学生のみによる運営」と「政治的中立」を柱としている。
自分が学生だったら参加したかった……!
今はメールプロジェクトとして、選挙日にメールを送ってリマインドしてくれるサービスを実施中のようだ。
昨日、557人目として登録してみたが、今日になっても2人しか増えていないという……。
是非頑張って欲しいです。

Brand New Japan 略称:BNJ
日本をもっと良くしたいという志を共有する20~30代を中心とする若手の専門家の“ネットワーク”らしい。
メタ団体(というかネットワーク)っぽい感じ。

NPO法人ドットジェイピー
名前が若干気に食わないけどw若年投票率の向上を目的として全国の大学生スタッフが中心となって活動している団体らしい。
議員インターンシップが主な活動になるのかな。
なんで、学生時代に存在を知らなかったんだろう……。
まあ、あの頃は政治より経済に興味の重心が移っていたからなぁ……。
最近(本当にここ最近の話)は再び政治に興味が出てきました。
いや、興味自体は元々あったんだけど、何らかの形で具体的に関わってみたいかなと。

YES! プロジェクト
「YES!PROJECT」は、200名の若手起業家からなるYoung Entrepreneur' Society (YES!)が「選挙に行こう」「改革を進めよう」「もっと発言しよう」と訴えるために開始した、インターネットとリアルイベントを通じた運動、らしいです。
イベントの頻度はあまり高くないようだけど、次回予定が合えばイベントに参加してみようかなと。
サイトを見ると、最近は活動が停滞気味なのか、単にウェブにあまり手が回っていないのか分からないけど、そういった雰囲気を感じる。

Younglions
若手の政策プロフェッショナルを中心としたネットワーク組織、らしい。
何か、最近の団体は団体というよりネットワークが好きなんだろうか。
分かる気がする。
この辺、突き詰めて考えると興味深そうだ。
ちょっと話がずれましたが、世界各地(日本、米国、欧州など)に散らばる政策関連分野のプロフェッショナルや大学院生などが中心になって運営活動が行われているということで、今までの団体と比べるとちょっと敷居の高さを感じます……。
幹事の人たちいずれも凄そうな経歴の方々。
幸福実現党
党発足の報に接した瞬間は色物の泡沫政党にしかなりえないとの印象を持ちました。
が、一応公式サイトをチェックしてみると意外にも『想定していたよりは』政策(というか方向性)がまともで驚きました。
そこで、幸福実現党の主要政策について軽く雑感を述べたいと思います。


1.大減税による消費景気で、日本を元気にします。
◆消費税、相続税、贈与税を全廃します
 冷え込んだ消費を喚起するため、大胆な減税路線をとり、消費税などを全廃します。3年以内に所得税や法人税も下方シフトします。
◆年率3%の経済成長を果たし、株価を2万円台に乗せます。
 積極的な金融緩和で資金繰りに困る企業を徹底支援します。大胆な減税、規制緩和で3%以上の経済成長を実現します。証券税制を全廃し、日経平均株価を2万台に乗せます。
減税には賛成です。
相続税・贈与税の廃止ってのは野心が感じられる気もするけど、なんにせよ減税には賛成です。
でも、歳出をどうするかについても触れないと片手落ちですね。

株価を2万円台にするというのは突っ込みどころ満載ですね。
そもそも、株価って何だよ。(いや、日経平均株価のことだとは分かりますが)
政治が目標株価を掲げるのは健全じゃないだろう。
そもそも、万が一幸福実現党が政権取ったら、株価が暴落する気がするwww
ですが、規制緩和は正しい政策です。
まぁ、正しいからといって票が集まるかというとそうはいかなそうですが。
証券税制の全廃は完全に予想の上をいきました。
個人的には歓迎するけど、これも批判が集まりそう。
「積極的な金融緩和で資金繰りに困る企業を徹底支援」っていうのはなぁ……。
長くなりそうなので、ノーコメントでw


2.北朝鮮のミサイルから、国民の安全を守ります。
◆「毅然たる国家」として独自の防衛体制を築きます。
 北朝鮮が核ミサイルを日本に撃ち込む姿勢を明確にした場合、正当防衛として、ミサイル基地を攻撃します。
◆憲法9条を改正し、 国民の生命・安全・財産を守ります。
 緊迫するアジア情勢の中にあって、国民の生命・安全・財産を確実に守るために、憲法9条を改正し、国家の防衛権を定めます。
安全保障が大切っていうのはまともですね。
でも、現実問題として日本には北朝鮮のミサイル基地を攻撃する能力はありませんが、どうする気なんでしょう。
幸福の科学の特殊部隊が北朝鮮に潜入して何かやってくれたらカッコ良過ぎるけどさwww
9条改正は賛成です。
ま、改正しただけじゃ国民の生命・安全・財産は守れないけどね。
憲法で平和主義を謳っても平和は守れないのと同様。


3.2030年に3億人国家と、GDP世界一を実現します。
◆少子化問題の原因となっている「住宅」「教育」「交通」のボトルネックを解消します。
 広く安い住宅の供給、「塾にたよらない公教育」による教育費の負担軽減、リニア鉄道や高速道路無料化などによる「交通革命」などを実現し、子育てしやすい環境をつくります。
農村部では農業参入自由化などによって、雇用と居住者を増やします。
◆海外からの移民を積極的に受け入れます。
 在住外国人が日本語を習得する機会を増やすなど、外国人がすみやすい街づくりを行います。
外国人の帰化を積極的に進めます。相続税の廃止で、海外の富裕層が日本に移り住むよう促します。
これらの人口増加策によって、人口3億人と、GDP(国内総生産)世界一を実現し、財政や年金の危機を克服します。
目指す姿は正しいと思います。
「交通」が少子化問題の原因なのかはちょっと疑問というか初耳ですが。
むしろここは保育園の設置の推進を入れるべきではないかと思います。
でも、大幅減税するのに財源はどうするんでしょうね。

海外の富裕層を日本に移住させるというのは自分が知ってる限りではオリジナリティある政策ですね。
何だかんだいって治安もいいし、インフラも整っていて便利で料理もおいしい(ミシュラン的な意味で)日本に富裕層を呼び込むというのはいいアイデアだと思います。
富裕層の生活スタイルにマッチするのかはちょっと分かりませんが。
ただ20年で人口3億人はちょっと無理かと。
国民感情的にも難しいだろうし、そもそも物理的に無理がある気がする。
日本のどこに新たに7000万人を住まわせるのかと。
各大都市で数百万人ぐらいは受け入れられなくもないかも知れないけど、それ以上はまず今のインフラのキャパシティが持たないのでは。
東京都の人口が約1300万人なので、ざっと東京都5個分以上が増える計算になる。
箱だけなら日本が本気出せば行けるかも知れないし、雇用もある程度生まれるだろうけど、さすがに厳しいんじゃなかろうか。
失業者・無業者続出でGDP世界一どころじゃないことになってしまう気がします。
まあでも、日本各地でドバイみたいなことやってみるのも楽しそうかも。
メガフロート建設とか。
リバタリアン特区作れば、先進国からも移民が集まってきそう。

まぁなんにせよ現実味がないという話です。
移民を増やすっていう方向性は間違ってないと思うし、自分は賛成ですけど。

ただまあ、年金が貰える貰えないなど世代間の対立の話をするよりは日本の人口を3億にするってことのほうが夢はありますね。
国民に(実現性ある)希望を持たせることは、政治の最も重要な機能の一つかもしれません。
※幸福実現党がそういう政党だと言いたいわけではありません、この文脈だと確実に誤解されそうなので。

とまぁ、ざっくり主要政策をレビューしてみたわけですが、実現性は別として方向性は概ね間違ってないと思います。
そもそもが間違った方向を目指している政党が多い中、貴重な政党だと思います。
まあ、これらを政策と呼んでいいのかは疑問な部分もありますが、それを言ったら民主党もあまり変わらない気がするww

気が向いたら党綱領もレビューしようかと思います。

余談ですが、さとうふみやが幸福実現党の文化局長として福岡8区から出馬することに気付いてショックを受けました。
CIMBアヴィヴァがVSS実施、タカフル事業を停止へ(2008/11/19 06:33 JST配信)
ちょっと古い記事ですが、タカフル(イスラム保険)関連は今後フォローしていきたいと思ってますので触れておきます。
タカフルは、伸びる一方だと思ってましたが、そうもいかないみたいですね。

ただまあ、今後の世界の基調として、高齢化社会になる欧州・中国・日本より、若い人が多いイスラムが力を持つようになるんじゃないかなと。
と言っても、イスラム国家が大国になるというよりは、イスラム移民が各国で無視できない政治勢力として台頭するようなイメージです。
アメリカも20~30年後には今からは想像できない程、イスラム系の影響力が強くなるんじゃないかと予想。
オバマ大統領も後には転換点の象徴的な人物として語られるようになるんじゃないかなぁ。

……思いつきの域は出ませんが、兆候は既に無くも無いかと。
「過去に読破した恋愛マニュアル本は200冊以上。その膨大な知識と数少ない恋愛経験から導き出されたモテるための恋愛理論、それが『LOVE理論』である」らしいです。
前著?の「ウケる技術」が好きだったので買ってみました。

実際に恋愛の役に立つのかどうかは別として楽しく読めます。
全部で20ちょっとある中から気に入った理論を2つだけ。
(かなり端折ってます)

「執着の分散理論」
同時期に何人も口説けば、テンパらなくなる。

「BTO理論」
(童貞を捨てて)セックスに対する幻想を捨てること。

他にもいくつか紹介しようと思いましたが、直接的過ぎるので止めにしましたw

付け足し:後書きに少し感動した。

Amazon:LOVE理論
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